エンパス体質こそ知っておきたい!自律神経の乱れとストレスの関係
以前からもう少しエンパス体質を医学的に説明するにはどうしたらいいのだろう?と考えていたのですが、
自律神経
をベースに説明するととってもしっくりくることが分かりました。
ということで、今回はエンパス体質と自律神経に関してまとめてみたいと思います。
自律神経とは
意志とは関係なく、全ての生理現象に携わっており、無意識に働いてくれている神経で、交感神経と副交感神経の2つから構成されています。
呼吸をしたり、心臓が動いたり、排泄をしたりなど大切な働きをしてくれています。
交感神経は、主に日中に優位になる神経であり、交感神経が優位になると心拍数が早く成なり、呼吸も早く、浅くなります。イライラを感じ、血圧も上昇。体を冷やそうと働きます。
一方で副交感神経は夕方以降に働き、交感神経とは逆の働きをします。呼吸を深くゆっくりとし、心拍数も緩やかにします。
また、血行を良くし、体を温めてくれます。精神的にリラックスを感じるのも副交感神経が優位の時です。
自立神経が乱れる原因
残念なことに、現代人は交感神経と副交感神経のバランスがストレスによって崩れてしっています。
具体的に書くならば、下記が原因となります。
物理的ストレス
異常気象(天気、気圧)、騒音、公害など
生物学的ストレス
花粉や最近、ウィルスなど
肉体的ストレス
疲労、仕事、睡眠不足、痛みなど
心理的ストレス
悲しみや不安、嫉妬やショック、恐怖など
環境的ストレス
職場、家庭、学校など(人間関係なども含めて)
これらの各種ストレスに対して、自律神経はバランスを保とうと調整を行ってくれますが、このストレスが強すぎると交感神経が優位となり、自律神経のバランスが崩れてしまいます。
*参考図書:免疫力を高める「副交感神経」健康法(永岡書店)
エンパス体質と自律神経
上記の自律神経が乱れる原因を見て、ハッとなった方はエンパス体質をよく理解していらっしゃる方、です。
上記にあげたストレスの原因すべてに対して、エンパス体質の方は敏感に反応します。
逆を言えば、
エンパス体質の方は自律神経が乱れやすい
エンパス体質の方は、自律神経が敏感である
と言い換えることも出来ます。
そのため、エンパス体質の方は、自律神経のバランスを取ることがとても大切、なのです。
交感神経が優位になると?
知らず知らずに交感神経が優位になると・・・
自律神経のバランスが乱れる
↓
血流が悪くなり体調不良や病気になりやすい
↓
免疫力も低下する
というループに陥っていきます。
そのため、エンパス体質の方は毎日のケアが非常に重要になってきます。
自律神経のバランスを整えるセルフケア
私はいつも「エンパス体質の方には浄化が必要」と言っていますが、もしかしたら「エンパス体質の方は自律神経のバランスを整える必要がある」という言い方をすると分かりやすいかも知れません。
具体的に実践していただきたい方法を挙げてみました。
炭酸塩風呂
炭酸は、血行促進効果があり、塩にはデトックス効果(浄化効果)や保温効果があることから、エンパス体質にとっては、炭酸塩風呂に入ると一石二鳥とも言えます。
血行を促進することで副交感神経も優位になり、体も温まり質のいい睡眠がとれるようになります。
また、塩の効果でデトックスをすることで不要なものを外に出し、日々のストレスの解消にもつながります。
炭酸は重曹とクエン酸で簡単に炭酸を作ることができます。
また、もともと重曹(炭酸水素ナトリウム)もその多くは塩の主成分である塩化ナトリウムから作られ、とても相性がよく、手軽に毎日続けられます。
*重曹は塩化ナトリウムから電解法で得た苛性ソーダ溶液に炭酸ガスを吹き込んで反応させ、結晶として析出させて作るのが一般的です。
■塩風呂に関する参考記事
なお、炭酸塩風呂の作り方は後日アップ致します。
ストレッチやヨガ
深呼吸をすることで優位になりがちな交感神経をしずめ、自律神経のバランスを整えていきます。
ロングブレスもおすすめです。
足つぼ刺激
足裏に邪気がたまりやすく、また足つぼを刺激することで不要なものを外に出すことができます。
身体も温まり自律神経のバランス調整にもつながります。また、グラウディングにもつながります。
早めに寝る
炭酸塩風呂に入った後は、副交感神経が優位になっており、よい睡眠をとるためにもスマホなどは見ず早めに寝ましょう。夜12時前に寝るのがおすすめです
味噌汁を飲む
特に朝食に味噌汁を飲むと朝の交感神経の交換のスイッチが入りやすくなります。
いかがでしたか?
エンパス体質の方は特に自律神経に気を付けて日々をお過ごしください。